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ぶっ飛び力学研究所BUTTOBI RIKIGAKU LABORATORY

LABORATORY計測環境

意見ではなく、数値で会話をする。

計測機器は、コーチの主観を挟まないための道具です。 当研究所が実際に使っている3系統と、判定に用いている指標・適正レンジを公開します。数値の根拠を出せない指導は、当研究所では行いません。

01 INSTRUMENTS

3系統の計測

01

SPORTSBOX 3D

体の動きのデータ(3Dモーションキャプチャ)

測るもの
骨盤・胸郭・腕・手元まで、体の動きそのものを三次元で取得
読む指標
運動連鎖の順番、各パーツの速度比、骨盤の上下動・左右移動、胸のターン量

PGAツアー選手も導入している計測系。当研究所ではほぼ全セッションで使用します。

02

TRACKMAN

弾道のデータ(結果側の計測)

測るもの
ヘッドスピード、ボール初速、打ち出し角、スピン量、入射角
読む指標
アタックアングル、ダイナミックロフト、クラブパス、ミート率

動作の結果として出た数値です。動作側のデータと突き合わせて、原因と結果を取り違えないようにします。

03

FORCE PLATE

地面反力のデータ(フォースプレート)

測るもの
足裏の圧力分布と圧力中心(CoP)の移動軌跡、地面反力を縦・横・回転の3方向に分解して記録
読む指標
左右の圧配分の推移、左足の着地タイミング、動的照準線、3ベクトルの立ち上がりとピーク位置、力積(インパルス)

Swing Catalyst / smart2MOVE のデュアルプレートがある施設で実施。見えない「力」の側を直接測る唯一の系統です。力の大きさより、いつ立ち上がり、どれだけ持続したかを見ます。

02 ON SCREEN

スイングは、
数値の集合として見える。

解析画面では、骨盤の回旋角度、胸の回旋角度、骨盤・胸の左右移動量が、 フレーム単位で数値として並びます。ここに「たぶん」「なんとなく」が入る余地はありません。

計測結果はそのままお渡しします。ご自身の数値を、ご自身で読めるようになることが最終的なゴールです。 半年後にコーチが不要になる状態を目指しています。

3Dモーション計測の解析画面。実際の動画と3Dアバターを同期して比較する。
解析画面。骨盤・胸の回旋角度と左右移動量が数値で表示されている
PELVIS TURN / CHEST TURN / PELVIS SWAY / CHEST SWAY。フレーム単位で数値が並ぶ。

03 REFERENCE VALUES

判定に使っている適正レンジ

以下は当研究所が実際に判定基準として用いている数値です。適正レンジは体格やタイプで動かしません。変わるのはクラブ(ドライバー/アイアン)によってであり、人によってではありません。

TABLE 01 — 運動連鎖(3Dモーション)
指標見ているもの適正レンジ
トランジションオーダー切り返しの順番1-2-3-4
コアゲインファクター骨盤に対する胸の回転速度比DR 1.5〜1.8
IR 1.46〜1.84
ショルダーゲインファクター胸に対する腕の速度比DR 1.32〜1.52
IR 1.32〜1.5
チェストターントップでの胸の回旋量−104°〜−92°
TABLE 02 — 骨盤・手元の位置
指標見ているもの適正レンジ/基準
ペルビススウェイトップでの骨盤の左右位置DR −4.3〜+1.3cm
ペルビスドロップ骨盤の沈み込み量約6cm(PGA平均)
ハンドスウェイトップでの手元の左右位置−43〜−20cm(PGA平均)
スウェイギャップトップでの胸と骨盤のズレ約3
TABLE 03 — 足裏の圧力配分(推移)
局面左右の配分備考
アドレス左60〜70%50:50では構えない
トップ到達の前右 約90%右足荷重のピークはここ
トップ到達時右 約75%左への移行はすでに始まっている
インパクト左80〜90%左足の押し出しは右足の1.5〜2倍
TABLE 04 — 弾道(ローンチモニター)
指標ドライバーアイアン
アタックアングル+4〜+5°−3〜−4°(9番)
ダイナミックロフト15〜17°30°(9番) / 34°(PW)

※ 適正レンジは当研究所が指導基準として運用している値です。 一部の指標は実際のレッスン記録から抽出したもので、統計的に確立された規格値ではありません。 また、数値が適正でも「どう作られたか」が悪ければ合格にしません。 たとえばドライバーの入射角+5度は良い数値ですが、右に体重を残したまますくい上げて作られていれば、修正対象です。

04 WORKFLOW

解析から処方までの4ステップ

  1. 01

    撮影・計測

    正面と飛球線後方から規定のアングルで撮影します。オンラインの場合はスマートフォンで撮影いただいた動画を解析にかけます(撮影ガイドをお渡しします)。

  2. 02

    数値化

    3Dデータ化し、運動連鎖の順番から順に指標を確認します。Timing → Application → Magnitude → Duration の順序を崩しません。

  3. 03

    エラーの特定

    適正レンジから外れた指標のうち、上流にあるものを1つ特定します。下流の数値は、上流を直すと連動して動くことが多いためです。

  4. 04

    処方

    そのエラーが起きにくい環境(制約)を作るドリルを選びます。フォームを直接指示するのではなく、正しい動きを選ばざるを得ない条件を用意します。

あなたのスイングは、どの数値から外れているか。

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